多くの企業や官公庁は6日が「仕事始め」。県庁では吉村知事が会見に臨み、「巳年は再生の年」として、「2024年7月の大雨災害からの復旧・復興に弾みをつける」と述べた。 仕事始めの6日、県庁では年頭の知事会見が行われ。吉村知事は、2025年は「再生のシンボル」の巳年であるとした上で、2024年7月の大雨災害への対応について次のように述べた。 （吉村知事） 「復旧・復興に大きく弾みをつけるとともに、全ての被災者が1日も早く日常生活を取り戻すことができるように、市町村とともに寄り添いながら支援にあたっていかなければならないと決意を新たにした」 2025年は、県内でサクランボや西洋ナシなどの栽培が始まって150年の節目。 「いちずに、かじつ。」をキャッチフレーズに、県産フルーツの魅力発信や産地としてのさらなる活性化に取り組むとしている。 （吉村知事） 「150周年という大切な節目の年を情報発信の好機ととらえ、本県の果樹産業全体の発展につなげていきたいと考えている」 また吉村知事は、会見に先駆けて県職員への訓示も行った。庁内放送を聞いた農政企画課の職員は…。 （県農政企画課・鈴木陽課長） 「150年間、山形のフルーツ・農林水産業はさまざまな困難に立ち向かい、それを乗り越えてきた歴史がある。市町村・民間事業者・生産者と一緒になって、この150周年を祝い、次の50年に向け一丸となって頑張っていける機運が高まる年にしていきたい」 また知事は職員に対し、「失敗を恐れず新しいことにチャレンジする前向きな姿勢で仕事に取り組んでほしい」と呼びかけた。