谷繁元信さん「歴史をしっかり受け継いでやっていかないと」プロ野球90周年特別企画でスピーチ【NPB AWARDS】
◇26日 「NPB AWARDS 2024 supported by リポビタンD」(東京都内のホテル) プロ野球90周年の特別企画も行われ、横浜や中日で活躍し、プロ野球歴代最多3021試合出場を果たした谷繁元信さんが登場した。 谷繁さんは現役時代を振り返り「18歳でプロの世界に入って、自分が3000試合という目標をというものはまず立てることができないという中でスタートして、日々の積み重ねで最終的に現役も27年できましたし、3000試合以上出場することができました」。3000試合以上という数字については「正直、ホントに自分が出たのかなというのはよく思うのですけど、でも、出た数字が残っている以上は、あらためて、自分の数字を見た時に、単純に100試合毎年出ても30年かかる数字ですから、ホントによくやったなという思いがあります」と語った。 プロ野球90年、過去の先輩から歴史がつなげられてきたことに「長いプロ野球の歴史を先輩方がつくってくださいましたから、その歴史をしっかり受け継いで、われわれもやっていかないといけないという思いでやりました」と語り、次の100周年へ向けては「10年後には100周年。今日受賞された選手たちを中心に、そして僕を含めプロ野球OB、そしてプロ野球関係者の方々と一緒に魅力のある野球界、そしてファンの方が楽しみ、喜んでいただけるような、そういう野球界になっていってくれることを願います」とメッセージを発した。
中日スポーツ