a-ha、「テイク・オン・ミー」が1980年代のMVとして初めてYouTubeで20億再生を突破
チャートで1位を獲得したa-haのヒット曲「テイク・オン・ミー」のYouTube再生回数が今週ついに20億回に達し、1980年代にリリースされた楽曲として初めてこの節目を迎えた。 当時それぞれ22歳、26歳、24歳だったマグネ・フルホルメン、モートン・ハルケット、ポール・ワークター=サーヴォイのノルウェー人トリオは、1985年にデビュー・アルバム『ハンティング・ハイ・アンド・ロウ』をリリースし、リード・シングル「テイク・オン・ミー」の目を引くミュージック・ビデオを制作した。故マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」の監督としても知られるスティーブ・バロンが手がけたこのMVは、鉛筆画アニメーションと実写の組み合わせが話題となり、MTVで人気を博した。この楽曲はチャートで15週目に1位に輝き、a-haはノルウェー出身のグループとして初めて米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得した。 2019年に米ビルボードのインタビューに応じたキーボーディストのフルホルメンは、このMVの長寿ぶりに敬意を表した。「言うまでもなくこのビデオはユニークで、時代を超越するような突出した特徴を備えています。手描きであることがあれの持ち味です」と述べ、「楽曲も時代を超えて人々の心に響いているようです。このような素晴らしい曲が自分たちのカタログにあるのは本当に幸運です。僕たちは数年間、自分たちの新しい作品に注目してもらえるようにあの曲を軽く扱おうとしたんですよね。ここまで来ると、僕自身の気持ちを言えば、この曲がこれほどまでに成功し、今でも聴衆を見つけていることにただ驚き、誇りに思っています」と彼は語った。