フュリオサは、エンジンオイルで目の周りを黒く塗りつぶし“出陣”を決意する

アニャ・テイラー＝ジョイが怒りの戦士フュリオサを演じる『マッドマックス：フュリオサ』の公開日が5月31日(金)に決定。あわせて、日本版劇場予告が解禁された。 【写真を見る】これまでのイメージを覆す、野性味あふれるビジュアルが印象的なアニャ・テイラー＝ジョイ 2015年に公開されるやいなや、そのリアルで圧巻のノンストップカーアクションが世界中を席巻した『マッドマックス　怒りのデス・ロード』(15)。シリーズ創始者であるジョージ・ミラー監督が再びメガホンをとり、前作でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサの若き日を描く。本作の舞台となるのは世界の崩壊から45年後。MADな世界(マッドワールド)が広がるなか、すべてを奪われた“怒りの戦士”フュリオサが、復讐のエンジンを鳴らしていく。フュリオサをテイラー＝ジョイが演じ、対する宿敵ディメンタス将軍を、「マイティ・ソー」シリーズでおなじみのクリス・ヘムズワースが演じている。 先日US版予告が世界解禁され、早くも話題となっている本作だが、このたび同映像を再編集した日本版オリジナル劇場予告が到着した。今回の映像には、前作でも強烈な存在感を放った荒野の支配者、イモータン・ジョー、彼を崇拝する白塗りの武装集団、ウォーボーイズ、そしてイモータンの息子リクタスに、イモータンの同盟者、人食い男爵などの個性的すぎるキャラクターたちの姿が登場している。幼い頃、豊かな“緑の地”から謎のバイク軍にさらわれ、故郷への帰還と復讐を誓うフュリオサ。対するは、規格外の改造車やバイクを乗り回し「すべて奪え！」と絶叫する暴君ディメンタス将軍。「あの男が全てを奪った。私の人生を、私の母を─」と、ついにMAD(怒り)を炸裂させたフュリオサは、エンジンオイルで目の周りを黒く塗りつぶし“出陣”を決意。彼女は「奪い返す！」と豪快にハンドルを切るのだった。 前作でも登場したキャラクターたちは、フュリオサの物語にどのように関わっていくのだろうか？絶え間なく展開されるカーアクションと肉弾戦に期待が高まる。 文/鈴木レイヤ