田中碧、リーズでトップ下での起用もある!? ダニエル・ファルケ監督の「贅沢な悩み」とは?【海外の反応】
リーズ・ユナイテッドのダニエル・ファルケ監督は、田中碧とジョー・ロズウェルという攻撃的MFを起用した中盤の構成に頭を悩ませている。同時に、驚異的な回復を見せるキャプテンのイーサン・アンパドゥの復帰がチームの布陣にさらなる課題を加えている。米メディア『MSN』が報じた。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 ファルケ監督にとって、10月時点では想像すらできなかった「贅沢な悩み」が今、現実となっている。キャプテンのアンパドゥが負傷離脱し、さらにイリア・グルエフが膝の重傷を負った際、フリーエージェントからの補強を余儀なくされた。しかし、現在では田中とロズウェルの中盤コンビが見事な連係を見せている。 当初、この二人をダブルボランチとして起用する案には疑問が投げかけられた。守備的な責任を担えるのか、そして2人合わせて今季チャンピオンシップでの出場時間がわずか308分という点が懸念材料だった。それでも、田中とロズウェルは予想以上の成果を上げ、現在では中盤の中核を担っている。 一方で、アンパドゥは驚異的な回復を遂げ、予定より1か月も早くチームに復帰。すでに2試合で途中出場を果たしており、コンディションを整え次第、スタメンとしてボランチのポジションを確保する可能性がある。ファルケ監督もアンパドゥを「最も重要な選手」と評しており、キャプテンが万全の状態であれば、誰であろうと彼に代わることはないと語っているという。 しかし、田中とロズウェルのいずれかがベンチに回る可能性が高いのも事実。長期的には田中が安定感を見せているものの、ロズウェルの最近のパフォーマンスも無視できない。一方で、トップ下で起用されているアメリカ合衆国代表のブレンデン・アーロンソンは攻撃面での貢献に課題を抱えており、トップ下に田中やロズウェルを配置する案もオプションとして考えられるようだ。 先日のダービー戦での勝利後、ファルケ監督はこの新しい布陣について実験の可能性を示唆しており、今後の起用法に注目が集まりそうだ。
フットボールチャンネル編集部