競泳選手【入江陵介】のお洒落は“どこでなにをするのか”が大事!
10代から第一線で活躍する入江陵介。注目され続けてきたからこそ、普段の服も好みだけでなく、まわりからの見られ方やシーンとのマッチングも意識する。柔軟ながらもこだわるのは、色の統一感やシルエットで表す清潔感!
競泳選手 入江陵介 RYOSUKE IRIE
1990年1月24日、大阪府生まれ。イトマン東進所属。2008年北京大会から4大会連続で五輪に出場。’12年ロンドン大会では男子200m背泳ぎと4×100mメドレーリレーで銀、100m背泳ぎで銅メダル獲得。’21年東京大会では日本競泳陣の主将を務めた。’23年度の第19回アジア大会では、50m背泳ぎで銅、100m背泳ぎで銀、混合メドレーリレーで銀、メドレーリレーで銅メダルを獲得。
ジャケット60万9400円、ニット23万4300円、パンツ参考価格20万3500円、ブーツ13万3100円(以上ロエベ/ロエベ ジャパン クライアントサービス)
ゆるすぎないシルエットや色を揃えてクリーンなお洒落を
訪れる場所に溶け込む格好が信条の入江選手。 「遊園地なのか、ご飯を食べるのか。ご飯ならフレンチなのかお寿司なのか、TPOを考えて服を選びます」 自分の“好き”と他者が受ける印象は異なるからと、気をつけるのは清潔感。 「大学の頃はみんなスウェット移動なんですが、僕は家族からスウェットでの外出を禁止されていて(笑)。だらしなく見えすぎる服は、今も着ないかもしれません」 とはいえ、トップスイマーだけに、発達した肩幅に馴染む服となるとサイズは重要。 「カラダに合う、動きやすいシルエットかは気にします」 さて’24年は五輪イヤー。3月には選考会を控える。 「出場できれば、5大会めになりますし、自分としては集大成。最高の泳ぎができるように100点のコンディションを作りたいです」 ※雑誌『Safari』2月号より
写真=片桐史郎 スタイリング=葛西信博 ヘア&メイク=倉田明美 構成&文=池上隆太