【陸上】22年世界陸上100mVカーリーがアシックスとの契約を解除 週末のレースは別メーカー着用
男子100mで2022年オレゴン世界選手権金メダリストのフレッド・カーリー(米国)が2023年3月から契約を結んでいたアシックスとの関係を終了したことがわかった。現地メディアが報じている。 100mオレゴン世界陸上覇者カーリーがコーチ変更を発表 バルセロナ五輪400m金メダリストのワッツ氏に師事 アシックスの広報が「(カーリーは)スポンサー選手ではなくなりました。今後のご活躍をお祈りしております」とステートメントを出したことが『CITIUS MAG』により報じられている。 週末に米国で行われた世界陸連コンチネンタルツアーのニューヨークシティ・グランプリにエントリーしていたカーリーは、ユニフォームはアシックスのものだったが、プーマのスパイクを着用してスタートラインに立った。プーマ社との公式なパートナーシップについては発表されておらず、フリーエージェントとなっていると推測されている。 なお、同レースでは2度のスタートのやり直しなどがあり、カーリーは「スターティングブロックに問題があった」として自らトラックを後にして出走しなかった。カーリーは東京五輪でも100mで銀メダルを獲得している29歳。今月実施される米国のパリ五輪のトライアルには100mと200mに出場する予定だと明言している。
月陸編集部