鹿児島銀行 5年ぶり頭取交代へ 松山澄寛氏が退任、近く発表へ
鹿児島銀行(鹿児島市)の松山澄寛頭取(68)が退任することが27日分かった。近く発表する予定。後任には郡山明久副頭取(66)の名前が挙がっている。頭取交代は2019年以来5年ぶり。 地方の金融機関が異例のタッグ…スマホ決済アプリ「Payどん」、南銀・鹿相信でも10月から利用可能に 開発者の鹿銀と合意
松山頭取は1978年鹿児島銀行に入行、枕崎支店長、市場金融部長、武町支店長を経て2007年取締役。常務、専務、副頭取を歴任し、19年に頭取に就任した。同年持ち株会社の九州フィナンシャルグループ(熊本市)の会長に就いた。 頭取在任中には、鹿児島市にキャッシュレス商業施設「よかど鹿児島」が入った本店ビルと別館を開業させ、スマートフォン決済アプリ「Pay(ペイ)どん」の普及に努めた。 22年に体調を崩し、4カ月間入院。一時は車いすで会見に臨んだこともあった。 松山頭取は27日の取材に「今はコメントできない」と述べた。
南日本新聞 | 鹿児島