“まるでメーテル” 萬田久子、波乱万丈でたどり着いたイケイケ私服に「いつからこんなキャラ?」
金髪の夜会巻きと胸元がパックリ開いた黒スーツ……新ドラマ『素晴らしき哉、先生!』(朝日放送)の第1話で学園長役を務める萬田久子(66)のビジュアルが《カッコイイ!》と話題を集めた。 【写真】どう見ても「メーテル」な萬田久子
女優としての転機
インスタで見せる、“『銀河鉄道999』のメーテルを彷彿とさせるオシャレな私服姿”も“セレブな暮らしぶり”もフォロワーにはおなじみ。インスタのフォロワー数は9・1万人と、同世代女優らの中でもトップクラスの人気だ。昨年の主演ドラマ『グランマの憂鬱』(フジテレビ系)など、最近ではクセ強な役が多いイメージだが、昔からこんなキャラだったっけ?? 「萬田さんはコロナ禍の間、断捨離や断酒をして“自分にとって仕事とは何か”をじっくり見直したそうです。朝シャン(朝からシャンパン)が大好きだった萬田さん。“あの酒豪がお酒を断つなんて!”と業界でも驚きの声が上がっていましたが(笑)。そのときに改めて“いろいろな役を演じてみたい”“ありのままの自分でいたい”と感じたそうですよ」 そんなエピソードを教えてくれたのは、芸能リポーターの川内天子さん。 「女優としての転機は昨年の『グランマ~』かな。いわゆる老け役なので以前の彼女だったら受けたかな?とビックリ。ただ、毅然と人生訓をたれるようなカッコいい役柄だったので納得しました。あの作品で仕事の幅もぐんと広がったと思います」(川内さん、以下同)
「自信があるから産んだんです」
ならば個性的かつオシャレすぎるファッションは……? 「あれは昔からですよね。『笑っていいとも!』のレギュラー時代にも黒い山高帽など、オシャレなハットは彼女のアイコンになっていましたし、事実婚の夫もアパレルの社長さんでしたから」 萬田は19歳でミス・ユニバースに選出され、翌年、NHKで女優デビューした。その翌年には映画でヌードシーンに挑戦。29歳のときに7歳年上の不倫相手、アパレル会社社長との子をニューヨークで出産し、日本中から大バッシングを受けた。 出産後、帰国した萬田は会見で「未婚の母の状態は快適です。自信があるから産んだんです」とコメント。 「あの強気発言で彼女の覚悟を知り、バッシングをやめた人も。当時からすでに“時代の先を生きる女性”という感じでしたね。パートナーとは籍を入れず、25年間も事実婚を続けました。相手に自分以外の愛人、隠し子がいた事実を知った後も介護を続け、看取り、喪主も務めています。夫の企業のバイアウトの際には、株主として10億円を手にしたといわれていますね」 なんとも波瀾万丈な人生! 「本当に山あり谷ありの人生ですが、毅然と、でも自由に謳歌している感じがひしひしと伝わります。私が思う3大“毅然”女性は松田聖子さん、国生さゆりさん、そして萬田さんです」 コロナ禍以降は美しくあることの重責(?)から解き放たれ、好きなものを着て、自由に“ありのままの自分”を楽しんでいるような萬田。 「彼女の人生、ぜひドラマ化してほしいですね!」