失望感を示すサウジのマンチーニ監督「私はできる限りのことをやった」 | W杯アジア最終予選
サウジアラビア代表を率いるロベルト・マンチーニ監督が代表チームへの失望感を示した。『AFC』が伝えた。 サウジアラビアは、15日に行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節でバーレーンと対戦。ホームでスコアレスドローに終わり、勝ち点1獲得にとどまった。 日本代表と同グループのサウジアラビアはこれで、4試合で勝ち点5により3位に。勝ち点10の日本が一つ抜けた存在となっている中、2位のオーストラリア代表から6位の中国代表まで勝ち点2差と混戦となっている。 マンチーニ監督は試合後、「今日は勝利に値したが、多くのチャンスを逃し、PKも失敗した。全体的に勝利に値していたと思う」と失望しつつ、特に攻撃陣に対してより多くの貢献を求めた。 「インドネシア戦でも今日の試合でも、PKを決めていれば勝ち点9まで伸ばせていただろう。私はできる限りのことをした。攻撃陣も全員起用したが、成功しなかった」 「攻撃面において、我々は要求されるレベルに達していない。状況を改善するために私はストライカー全員を起用したが、運もなかった。今に始まった問題ではなく、かねてからの課題だ」 「我々は多くの若手を抱えているが、彼らの中には所属クラブでプレーしていない選手もいる。チームとしては成長しているが、攻撃陣のアブドゥラー・ラディフ、ファラス・アル・ブライカン、サレム・アル・ドサリ、サレー・アル・シェフリにはさらなる努力が必要だ」