価格設定も攻めた実力派SUV「ホンダWR-V」【最新国産新型車 車種別解説 HONDA WR-V】
居住性
インパネは最近のホンダ車に見られる水平基調で、機能が手際よく配置されている。Aピラー付け根が手前に引かれ、フードの中央部を凹ませたデザインにより前方視界は良好で、車両感覚もつかみやすい。走りも実に爽快だ。1230kg(Z、Z+)の車重に対してエンジン性能はまったく不満がなく、ごく普通のアクセル操作でもリニアな加速感をつくり出すCVTのおかげで、ストレスなく気持ちのいい走りが実現されている。多少エンジン回転を上げてもノイズレベルも許容範囲内に収められている。
うれしい装備
新規デビュー 23年12月21日 月間販売台数 NO DATA WLTCモード燃費 16.4km/l※「X」
ラゲッジルーム
乗り心地もコンパクトなクルマながらフラットで快適な味わい。ステアリングの操舵感、レスポンスも全域でごく自然で、クルマが思いどおりの挙動を示してくれ、誰でも安心して運転していられる……そんな素直な素性が実感できるクルマだと思う。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.156「2024最新国産新型車のすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/156/
MotorFan編集部