『虎に翼』花岡の弁当と白髪を見た視聴者は涙、涙。「彼の律義さそのもの」「行動すべてがフラグとしか」守るべき法と現実の合間で寅子は…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。第10週「女の知恵は鼻の先?」の第49回が6月6日に放送され、話題になっています。 【写真】離婚届を突き付けられて家を出た梅子。彼女を苦しめた姑を演じるのは…… *以下、6月6日放送内容のネタバレを含みます。 ホーナー(ブレイク・クロフォードさん)から子供たちにとチョコレートをもらった寅子は、公園で花岡(岩田剛典さん)に再会する。 寅子は闇市で得たコメを詰めた自分の弁当を思わず隠すが、花岡は「生きるためには必要なことだ。堂々としろ」と微笑む。 寅子はホーナーから渡されたチョコレートの半分を「お子さんに」と花岡に手渡し、公園での再会を誓う。 その夜、猪爪家に久藤(沢村一樹さん)とホーナーがやってきてーーといった話が描かれました。
一年ほど前に東京地裁に戻ってきており、判事として主に食糧管理法違反の事件を担当していたという花岡。会わない間に、お子さんも二人生まれていたそう。 しかしその立場もあってか、ふたをとったお弁当の中身はかなり寂しく… ネット上では「弁当が彼の律義さそのものを表している」「髪の一部が白髪に。ちゃんと食べているのかな」「守るべき法が現実とズレていたらどうすれば」「花岡の行動のすべてが、この先のフラグっぽく…」といった声が見られています。 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。 仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。 主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部