柿澤勇人、矢崎広、桜井玲香、海乃美月ら出演 ミュージカル『ボニー&クライド』新演出版の上演が決定
ミュージカル『ボニー&クライド』スタッフ&キャストコメント
■上演台本・演出:瀬戸山美咲 コメント 90年前にアメリカで実際に起きた出来事が映画になり、舞台になり、いまも上演され続けている。ボニーとクライドの閉塞感は、格差が拡大した現代日本においてもリアリティを持っています。彼らは犯罪者ですが、全身全霊で「ここにいる自分たち」を表現しています。フランク・ワイルドホーンの楽曲が彼らの現実と夢のコントラストを鮮やかに描くこの作品を、エネルギーに満ち溢れた俳優の皆さんと一緒に旅するのがとても楽しみです。 ■クライド役:柿澤勇人 コメント 久しぶりにミュージカルに挑戦します。 作曲のフランクとは、数年前『デスノート』という作品を一緒に創った際に「カキ、クライドをやらないか、ピッタリだよ!」と言っていただいたのを鮮明に覚えています。 そして2年前、『ジキル&ハイド』の初日を迎えた直後にも、楽屋に飛び込んでくるやいなや「クライド!!」と言われました。いや、今俺はジキルとハイドなんだけどなあ、、、と思いながらも嬉しかったのを覚えています。『俺たちに明日はない』も勿論観させていただいていますが、とにかく動物的な匂いと、論理ではない、言葉では言い表せない感覚的な何かを感じた覚えがあります。良い舞台になるようがんばります。 ■クライド役:矢崎広 コメント 1930年代世界恐慌下のアメリカは個人的にとても興味深い時代です。様々な事が変わり人々が混沌としていく中で、アンチヒーローと語り継がれるふたりの刹那的な人生。 挑んでみないと分からない事も多々ありますが、Wキャストの柿澤君、演出の瀬戸山さんをはじめ、心強いキャスト・スタッフの皆さまと共に、自由を求めて駆け抜けた彼らに負けないようなミュージカルをお届けできれば。『ボニー&クライド』皆さまどうぞよろしくお願いします。 ■ボニー役:桜井玲香 コメント 多くの支持を得たアンチ・ヒーロー。響きから既にかっこいい……。 そんなふたりの片割れを演じられることが今からとても楽しみです。 ボニーの理想や現実との葛藤や、恋人を信じる気持ちなど、大胆さの中にある揺れる思いなども大切に演じられたらと思っています。 ■ボニー役:海乃美月 コメント ボニー・パーカー役を演じる貴重な機会をいただけてとても光栄です。 彼女は愛と夢を求め、強い意志を持った魅力的な女性です。彼女の内面の葛藤や情熱を表現できたらと思います。 ワイルドホーンさんの素晴らしい楽曲に触れながら、Wキャストでご一緒する桜井玲香さんをはじめ、尊敬する皆さまと共に素敵な作品を作り上げていきたいです。 宝塚歌劇団退団後初めての舞台となりますが、新たな一面をお見せ出来ますよう全力で挑戦させていただきます! <公演情報> ミュージカル『ボニー&クライド』 脚本:アイヴァン・メンチェル 歌詞:ドン・ブラック 音楽:フランク・ワイルドホーン 上演台本・演出:瀬戸山美咲 訳詞:高橋知伽江 音楽監督・ピアノコンダクター:前嶋康明 振付:松田尚子 【出演】 クライド・バロウ(Wキャスト):柿澤勇人/矢崎広 ボニー・パーカー(Wキャスト):桜井玲香/海乃美月 バック:小西遼生 ブランチ:有沙瞳 テッド(Wキャスト):吉田広大/太田将熙 エマ:霧矢大夢 シュミット保安官:鶴見辰吾 石原慎一/彩橋みゆ 池田航汰 神山彬子 齋藤信吾※ 社家あや乃※ 鈴木里菜 焙煎功一 広田勇二 三岳慎之助 安田カナ (※=スウィング) 【公演日程】 日程:2025年3月10日(月)~4月17日(木) 会場:東京・シアタークリエ ※大阪、福岡、愛知公演あり