グラウンズがベルンハルト・ ウィルヘルムとコラボ パリで初のプレゼン
フットウェアブランド「グラウンズ(grounds)」がパリ時間9月24日、パリで初のプレゼンテーションを開催した。会場はクスクスで有名なモロッコ料理屋「Chez Omar」で、来場者は料理を楽しみながらグラウンズのシューズとウェアを着用したモデルを観覧。コレクションでは、アントワープ発のブランド「ベルンハルト・ ウィルヘルム(Bernhard Willhelm)」とのコラボレーションモデルも披露された。 【写真】まるでテニスボール?グラウンズのスニーカー
今シーズンは「インタラプター(INTERRUPTER)」をテーマに掲げ、アニメやサブカルチャーシーンに由来するグラウンズのビッグソールを新しいコミュニティに紹介するためパリでプレゼンテーションを実施。新しいアウトソールとして、厚さ8cmのプラットフォームソールで底部がファイロンで作られた「スカイスクレイパー(SKYSCRAPER)」、メガサイズのアウトソールを用いた「クリスタル(CRYSTAL)」、スポーツシューズから着想した「ジョグ ビジョン(JOG VISION)」を披露した。 またロンドンを拠点とするデザイナー シネイド・オドワイヤー(Sinead O‘Dwyer)、ベルンハルト・ウィルヘルムとそれぞれコラボしたシューズも製作。シネイド・オドワイヤーとは既存のモデルである「ジュエリー(JEWELRY)」と「ムーピー(MOOPIE)」を色や素材を変えるなどして展開。ベルンハルト・ウィルヘルムとは、テニスボールのモチーフが特徴の「テニスボールトレーナー(The Tennisball Trainer)」、アッパーに波状な装飾を施した「スパイキーブーツ(The Spiky Boots)」、バブル状のニットアッパーが特徴の「バブル サーフェス トレーナー(The Bubble Surface Trainer)」といったモデルを発表した。 グラウンズを監修する「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」のデザイナー坂部三樹郎は「アジアを中心に卸先が増えており、パリで発表することで今以上欧州での展開も広げていきたい」と話しており、継続しているパリでの展示会にも力を入れる。販売はしないが、ベルンハルト・ウィルヘルムと製作したグラウンズ初のウェアもプレゼンテーションでは好評で、特に東京のサブカルチャーを体現したフーディーのコーディネートが支持を集めたという。