【陸上】幸長慎一が砲丸投17m01、円盤投54m82の2冠「今年は“優勝”を」砲丸投2位・奥村仁志も初戦で17m超え/JAG大崎
◇2024Japan Athlete Games in Osaki(2月25日/鹿児島ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅) 日本唯一の100m室内公認レース!鹿児島・大崎に今年もトップアスリートが集結 ハードルには寺田明日香、豊田兼ら出場予定 国内最大級の陸上競技専門の室内トレーニング施設を舞台に、国内唯一の室内100m公認レースが行われるJapan Athlete Games in Osakiが行われた。 男子砲丸投と円盤投は幸長慎一(四国大AC)が2冠を達成。先に行われた円盤投は54m82、その後すぐに移った砲丸投では17m01を投げた。 円盤投については「風が良かった(向かい風)のですが、記録と内容はまったく良くなかったです。最近は冬季で重たい物を投げていたので、2kgに対応できませんでした」と言う。一方の砲丸投では「動きはまだ安定しないですが、ファウル癖も治って、指に引っかかる感じはありました」と収穫を得た。 昨年は砲丸投で18m00、円盤投で62m52(日本歴代2位)といずれも自己新。日本人初の18m&60mオーバーを達成した。この冬は「下半身が弱かったのでフリーウエイトで強化してきました」と言う。 今年は「日本選手権で優勝」にこだわりを持つ。特に円盤投では「上に2人しかいないので」と、堤雄司(ALSOK群馬)と湯上剛輝(トヨタ自動車)のベテラン勢に立ち向かう。 砲丸投でももちろん日本一を目指し、いずれも「日本記録(18m85/62m59)も」視野に入れている。 砲丸投で2位に入ったのは奥村仁志(センコー)で、1cm届かなかったものの初戦から17mを超えて納得の表情。「海外勢のようにスピードと、突き出しの迫力を意識してきました。ここから試合を重ねて噛み合わせていきたいです」と語った。
月陸編集部