MFトルガイ・アルスラン(C)Getty images

サンフレッチェ広島は22日、メルボルン・シティFC（オーストラリア1部）からドイツ人MFトルガイ・アルスランが完全移籍加入することを発表した。 世代別のトルコ代表とドイツ代表歴もあるアルスランは、2009-10シーズンにドイツのハンブルガーSVでプロキャリアをスタート。同クラブでは通算でブンデスリーガ52試合13得点を記録し、2015年1月にトルコの名門ベシクタシュJKへと完全移籍した。 その後、フェネルバフチェを経て2020年夏にウディネーゼへと完全移籍加入すると、セリエAでも通算96試合5得点をマーク。2023-24シーズンにメルボルン・Cへと完全移籍し、リーグ戦23試合12得点を記録していた。 広島への完全移籍に際し、アルスランはクラブ公式サイトを通じて以下のように感謝を伝えている。 「サンフレッチェ広島という素晴らしいクラブからのオファーにとても興奮しており、チームに合流し、皆様の前でプレーする日を待ちきれません。私を評価し、このクラブでプレーする機会を与えてくれたミヒャエル・スキッベ監督とセハット・ウマルコーチに感謝したいと思います。私がオファーを断るはずがないほどのお言葉をいただきました」 また、今後に向けた意気込みもコメントしている。 「私にはキャリアのなかで達成したいことがたくさんあります。勝利やトロフィーを勝ち取るという同じ決意を持った素晴らしい仲間がいる偉大なクラブに加わることも、その一つです。サンフレッチェ広島が、私が求めていた場所であり、私がプレーしたいクラブであることがわかりました。ここで良い影響を与えたいですし、クラブとファン・サポーターを幸せにするためにすべてを捧げるつもりです。新しいチームメート、スタッフ、ファン・サポーターの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています！ 」 なお、アルスランは29日のトレーニングから合流予定。背番号は「30」を着用する。