市長選向け見解示す 市長「議論が本格化」 副市長「熟慮したい」
市議会一般質問
開会中の宮古島市議会(平良敏夫議長)9月定例会は25日、一般質問の5日目を行った。山下誠氏の市長選を巡る各種報道について、2期目の進退を明言していない座喜味一幸市長と一部で擁立の動きがある嘉数副市長に見解を求めた。座喜味市長は、後援会が本格的に動き出していることを説明した上で、(進退は)適切な時期に判断したいとこれまでの見解を繰り返した。一方の嘉数登副市長は「(出馬を望む)市民の声を重く受け止め熟慮したい」と答弁した。投開票まで4カ月を切った市長選。時間が無くなる中で新しい展開を模索する動きが与党内でも出てきており、9月定例会後の動きははさらに活発化しそうだ。