星稜・林和成監督、マーガードは「爪の状態も良かった」 センバツ
第94回選抜高校野球大会は第8日の27日、阪神甲子園球場で2回戦があり、星稜(石川)が大垣日大(岐阜)を6―2で破り、センバツでチーム最高成績に並ぶ8強入りを果たした。今大会を最後に退任を発表している星稜・林和成監督の主なコメントは次の通り。 【マーガード熱投! 星稜vs大垣日大】 ◇県外からの部員が増えた理由は… 星稜・林和成監督 (本塁打の若狭は)彼の努力が出た。(マーガードは)爪の状態も良く、打たせる投球を心掛けていた。選手たちはいいモチベーションで戦っている。応えられるようにしっかり(力を)引き出したい。 (大垣日大の)五島(幹士)、山田(渓太)の2人の良い投手に対し、4日間の練習で対策できたことが結果につながった。若狭は考えすぎて、本来の力がここ最近出ていなかった。スイングの軌道、形は良かった。強く振り過ぎるなよと話をしていたが、4番の仕事をしてくれた。 (六回にマーガードの右手を見たが)思った以上に爪の状態も良くて、2、3日前から投げたいと強く言っていた。 (七回からの継投は)連戦を考えないといけない。2人が登板していたので、3人目の投手に経験させたかった。彼(2番手の中山)自身も調子が良く、先発も考えていた。 試合の入りは意外と重たい空気だった。二回、三回の円陣で気持ちの持ち上げはした。 (今年は石川県外からの選手が多い)ここ最近、星稜で野球をやりたいって言ってくれる生徒も多くなって、門戸を広げている。彼らの意識は高く、気持ちも強い。 (ベスト8入りに)全国大会に来る時は必ず、二つ必ず勝つと声をかけている。そこをしっかりとクリアできた。生徒たちを褒めてあげたい。選手たちはしっかり準備をしてきた。一試合でも多く戦えるのはうれしい。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。