歌舞伎俳優の片岡愛之助さん（51）が7日、12月5日から始まる新作歌舞伎『流白浪燦星』（ルパン三世）の取材会に登場。ルパン三世を演じる意気込みを語りました。 【画像】片岡愛之助さん演じるルパン三世 漫画、テレビアニメなど国内外で数多くの人気を誇る『ルパン三世』シリーズ。今回、石川五右衛門が実在した安土桃山時代を舞台に、新作歌舞伎として上演されます。ルパン三世を片岡さん、石川五ェ門を尾上松也さん（38）、次元大介を市川笑三郎さん（53）、峰不二子を市川笑也さん（64）、銭形警部を市川中車さん（57）が演じます。

■愛之助「土下座は出てこないと思うんですけど」　市川中車演じる銭形警部に期待

片岡さんは“ルパン三世”を演じることについて「まさか自分がルパン三世を勤めるなんて思いもよらず。僕もルパンを読み、漫画で見て育ってきた人間です。歌舞伎でルパンをするってどういうふうにするんだろうなと思った」とコメント。そして「お決まりのセリフは言いたいよねって話はしていたので、『ふーじこちゃーん』とか『ルパーン』みたいな銭形のセリフは入れております。皆様が見て、“あ、これ聞きたいな”っていうセリフは入ってます」とおなじみのフレーズが登場することを明かしました。 また、中車さん演じる銭形警部とのやりとりについては、「もう楽しみでしかないですね。私も久しぶりにご一緒させていただだくので」と、期待感をにじませつつ「どんな銭形なのか、だいたい想像つくんですけれども、さすがにここに“土下座”は出てこないと思うんですけど、まずはお稽古が楽しみです」と、共演したドラマでの場面を交えながらコメントしました。