M-1準優勝のバッテリィズに仕事のオファー殺到 「細そうすぎやろ~」などのボケで躍進
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の決勝から一夜明けた23日、初の決勝進出で準優勝のバッテリィズにテレビ出演など仕事のオファーが約50件あることが関係者への取材で分かった。 ボケ担当のエース(30)と、相方の寺家(じけ、34)は決勝で偉人をネタにボケを連発。天文学者のガリレオ・ガリレイにエースは、「(体形が)細そうすぎやろそれは~。名前にガリ2個はキツいぞ」とシャウトし、宇宙飛行士のユーリイ・ガガーリンにも「細そすぎるて~」とあきれ顔。2本目の最終決戦では世界遺産がテーマで、巨大墓であるピラミッドや古墳の話題では「もう誰も死なんといて~」と全力でお願い。冷静な口調の寺家が小気味よいテンポをリードして爆笑を誘った。審査員のオードリー、若林正恭(46)は「小難しい漫才が増えてくる中で、ワクワクするバカが現れたなと。日本を明るくしてくれそう」とたたえた。 バッテリィズはこれまで目立ったテレビ出演はなく、23日にはTBS系「ラヴィット!」に生出演するなど〝M-1効果〟は絶大。関係者によると、エースには約350通、寺家には約200通の祝福メールがLINEで届いており、年末年始のメディア露出に注目が集まる。