りくりゅう「悔しい」SP首位…ジャンプ回転不足・デススパイラルはスピード欠く
フィギュアスケートの全日本選手権は21日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、ペアのショートプログラム(SP)は三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が74・16点で首位に立った。 【写真】りくりゅう、5年ぶりの全日本フィギュアで首位発進…「まだまだ成長する」
首位で発進したものの三浦、木原組は演技後、厳しい表情を見せた。2人そろっての3回転ジャンプは三浦が回転不足となり、木原を中心に、片手をつないだ三浦がコンパスのように円を描いて滑る「デススパイラル」はスピードを欠いた。今月のグランプリ(GP)ファイナル(仏)後は日本で調整し、状態は良かっただけに、木原は「自信を持っていただけに悔しい。もっと(力を)発揮したい」とフリーへ意気込んだ。