ダウ90000、早稲田祭でまさかのハプニング続出 “園田先生”も大活躍で『教室』400人超沸く
■奇跡の瞬間を目の当たりに…この日一番の爆笑&拍手 普段のダウ90000の演劇公演ではなかなか見られないハプニングが続く中、次に企画コーナーとして行われたのは「名シーンを生み出せ! エチュード名人・園田先生の即興コント講座」。メンバーが様々なシチュエーションのコントに即興で挑戦し、それを見た園田先生が「才能アリ」「凡人」「才能ナシ」の『プレバト!!』方式で判定するという、ますますハプニングを呼び込みそうな企画だ。 誰もが「エチュード名人」の称号にしっくり来ていない上、本家『プレバト!!』の「丸シールアート」で「才能ナシ」を食らった園田が判定者であることに納得いかない中、当人は「よっしゃー!」とやる気満々。間が持たないと蓮見監督が判断したら、園田先生がレスキューとして参戦し、面白く乗り切ってくれるというルールに、「そうなったらもう大丈夫。安心してください」と待ち構える。 プレイヤーは、パリ五輪で反公平性の代名詞となった“リネール方式”のルーレットで決定。「刑事ドラマのクライマックス、犯人との銃撃戦で相棒の刑事が殉職する感動の死別シーン」「豆知識で女の子を振り向かせてカッコいいところを見せる」「ロックバンドの解散ライブで、最後の曲前のMCでファンやバンドへの熱い思いを伝え、バンドの代表曲名を叫ぶ」といったお題が用意された。 ここでミラクルを起こしてくれたのは、やはり忽那。「好きなアイテムを選んでお客さんに売りつける訪問販売」というシチュエーションで、忽那演じる訪問販売員が、蓮見演じる客にピコピコハンマーを売ろうとするが、彼女の性格からなかなか押し切れない。それでも勇気を振り絞ってもう一度トライするが、蓮見の圧に後退りすると………奇跡の瞬間を目の当たりにした会場からは、この日一番の爆笑と拍手が巻き起こった。 このコーナーでは、結局全てのネタに園田先生が参戦。完結してプレイヤーがいなくなった舞台すらも引っ掻き回す活躍ぶりで、その流れから最後の締めギャグまで任されることになった。果たして見事にバシッと決めて暗転することはできたのか…? ダウ90000は、事務所を独立し、9月からKOHEN合同会社を立ち上げ、オフィスカニバブル所属として新たなスタートを切った。蓮見は、timeleszの佐藤勝利との共演で、元日本テレビの橋本和明氏が演出するコントライブ『佐藤勝利のすべて』が24日までアーカイブ配信中(※チケット販売は同日18時まで)。ダウ90000としては、来年5月から東京、大阪、福岡で第7回演劇公演(タイトル未定)が予定されている。
中島優