夏の日よけ対策に! 【サングラスと帽子】を今っぽく身につけるコツは?
「自分に似合うトレンドを知りたい」「洋服とのベストバランスは?」 気になるクエスチョンに対して、スタイリスト浜田英枝さんがさまざまな角度から指南する 【写真】顔タイプに沿った【サングラスと帽子】を身につけると垢抜ける!
Q: 頭や額のフォルムをカバーするセンスのいい帽子が知りたいです!
A: ブリムを折り曲げて自分流に パッカブルなバケットハットのブリムを自分で折り曲げてみて。「目深にかぶってもいいし、めくれば見せたい部分だけを強調することもできます。自分で印象をコントロールできる優れものは、一点持っておくと便利」(浜田さん)。ソフトな素材感なら、持ち運びにもぴったり。 (右)独特のシャリ感がある和紙素材で仕立てた一点。軽やかでさらりとしつつ、柔らかさも備えている。通気性があり、暑い時季もストレスフリー。帽子¥39,600/エスケーパーズオンライン(ミュールバウアー) (左)2019年スタートのNYブランドから。ひとつずつ手編みされた帽子は、レトロな佇まいも愛らしい。帽子¥46,200/シティショップ(エミリー ダウン ロング)
Q: 素顔よりハードに見えてしまいがち。 サングラスの「怖い」印象を払拭するには?
A: 肌になじむカラーレンズがおすすめ! サングラスをかけるときつい印象になることでお困りなら、目が透けるカラーレンズを。「特にライトグレーやベージュなど、スキントーンとのコントラストが強くない色は初心者にも優しい。フレームは細めのチタンやステンレス、レンズは顔になじむサイズを選べば、主張しすぎずシックなあんばいに」(浜田さん)。リムはシルバーなら、よりソリッドな空気感に。 (上)90年代のイギリスのドックランズでのレイヴパーティで着用されていたスタイルが着想源。チタンフレームも軽やか。サングラス「タケナカ」¥52,030/バイレード ジャパン(バイレード) (下)フレームを極限まで細く、リムレスのような仕上げ。八角形のレンズは室内でもかけられるくらいの濃度がいい。サングラス「KAORI」¥70,400/マイキータ ジャパン(マイキータ)
Q: 麦わら帽を今っぽくかぶるためのスタイリング指南をお願いします!
組み合わせの"ギャップ"を意識して 「紐やリボンをあしらったデザインなら洗練されたムードに。自分の好きなように結んだり垂らしたりと生かしてみて。ハット自体がリゾート感の強いデザインのため、合わせる服はTシャツではなくジャケットなど、ラフになりすぎない掛け合わせを意識すれば、都会的なイメージに。一方、テーラリングならソフトな素材やニュアンスカラーを選ぶなど、日常で着るための抜け感とバランスを大事に!」(浜田さん) (モデル)黒のリボンと紐でぐっと存在感を引き締めて。ストローハット¥20,900/スティーブン アラン シンジュク(ボコデコ) ブレザー¥16,500・シャツ¥8,800/k3 OFFICE(ジーナ トリコ) (右)イタリア生産の一品は懐かしい趣。帽子¥11,000/ジャーナル スタンダード 自由が丘店(グリーロ) (左)エクアドルで丁寧に製作され、シンプルな上質さが際立つ。パナマハット¥70,400/スティーブン アラン シンジュク(ニナクル)
photography: Bungo Tsuchiya〈TRON〉, ISEKI(cutout) styling: Fusae Hamada hair: Koichi Nishimura 〈VOW-VOW〉 make-up: Masayo Tsuda 〈mod’s hair〉 model: Aoi, Zoe, Maylan You, Yutong