2試合で早くも漂うサンチョ復活の予感 常にあり続けた古巣への思い「ドルトムントは常に人生の一部」
復帰後の2試合では早くも得点に関与
マンチェスター・ユナイテッドでは指揮官エリック・テン・ハーグとの衝突もあり、まったく出番がなかったFWジェイドン・サンチョ。 状況を変えるべく今冬に古巣ドルトムントにレンタル移籍することを決断したのだが、ドルトムントではさっそく得点に絡んでいる。 まず復帰後初戦となった13日のダルムシュタット戦で途中出場からアシストを記録すると、20日のケルン戦では早くも先発入り。後半にPKを獲得しており、思った以上に素早くチームに溶け込んでいる印象だ。 英『Manchester Evening News』によると、サンチョはマンU移籍後も常にドルトムントのことを気にかけていたと語っている。何人かの選手とは連絡も取り合っていたようで、それもスムーズにチームへ入れた理由かもしれない。 「ドルトムントを去って以来、常にここの選手たちと連絡を取り合い、いつも試合を見てきた。ドルトムントは常に人生の一部だ。主に連絡を取り合っていたのはマルコ(・ロイス)と、ジェイミー(バイノー・ギッテンス)だね。ジェイミーとは同じロンドン出身ということもあるし、連絡を取り続けていたんだ」 とにかく今は試合勘を取り戻すことが先決で、復帰後の2試合でサンチョも手応えを掴んだはず。ドルトムントにとっても大きな戦力アップで、再びサンチョはブンデスリーガの主役となるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部