【スズキの使える軽ワンボックス】クラストップレベルの積載能力でアウトドアでも◎ 「エブリイ」が一部改良で新登場
スズキは軽ワンボックスの「エブリイ」シリーズを一部仕様変更した。軽商用車「エブリイ」と軽乗用車「エブリイワゴン」を2月27日より、福祉車両ウィズシリーズの「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」は3月21日より販売を開始する。 【画像】スズキの軽ワンボックス「エブリイ」シリーズを詳しく、写真を見る(全11枚)
スペース効率のよいキャブオーバーレイアウト
スズキの「エブリイ」シリーズは、スペース効率のよいスクエアなデザインで、クラストップレベルの積載性を誇る軽のワンボックス。エンジンを縦置きにして前席の下に搭載するキャブオーバーレイアウトゆえに後席の足下スペースに課題はあるものの、荷室スペースが広大であることから、とくに都市部の宅配や配送などで活躍している。 「エブリイワゴン」は、その「エブリイ」を乗用仕様としたモデルで、180mmのスライドが可能なリアリクライニングシートや使い勝手のよい荷室スペースなど、軽自動車市場にあって、FFベースの軽スーパーハイトワゴンとはまた異なる魅力で人気が高まっている。 エブリイのエンジンは自然吸気とターボ仕様をラインナップ、ボディ形状は全車ハイルーフの設定。エブリイワゴンは全車ターボ仕様で、ボディはハイルーフのほか標準ルーフも設定する。
トランスミッションをCVTとして走行性能を強化
今回の一部仕様変更では、軽商用車のエブリイ PAを除く全車のトランスミッションをCVTとして、燃費性能や静粛性を高めたのが大きなポイント。また、4WDのCVT車には使用状況や路面状況に応じて「2WD」/「4WD AUTO」/「4WD LOCK」の3つのモードが選択可能な電子制御式4WDやぬかるみ脱出アシストが採用されている。 モデル別に詳細を見ると、軽商用車の「エブリイ」は、運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブル、キーレスプッシュスタートシステムや後席両側スライドドアクローザー、LEDヘッドランプなどを採用して快適性が高められたほか、スズキ セーフティ サポートを全車に標準装備して安全機能も充実したものとなった。また、最上級グレードとして、ターボエンジンを搭載する「JOINターボ」がラインナップに復活している。