川崎MF瀬古樹が英2部ストークへ完全移籍 3年契約締結「過ごした全ての時間が僕を大きくさせてくれました」
川崎フロンターレは31日、MF瀬古樹がストーク(イングランド2部)へと完全移籍することを発表した。 1997年12月22日生まれの瀬古は現在26歳。三菱養和SCユースから明治大学を経て、2020年に横浜FCでプロキャリアを始めると、2022年に川崎フロンターレに加入する。2年目となった2023シーズンに中盤の主力に定着。今シーズンは、ここまで35試合に出場し1得点4アシスト記録するとともに、副キャプテンとしてチームを支えていた。 ストーク側の発表によると、契約期間は2027年夏までの3年間となっている。自身初となる海外挑戦に伴い、川崎フロンターレを離れる瀬古は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「川崎フロンターレに関わる全ての皆さま。この度、ストーク・シティFCに完全移籍することになりました。『より高みを目指したい、チャレンジしたい』そう強く思い川崎フロンターレに加入しました。この思いというのは今までも、そしてこれからも自分の変わらぬ思いです。今回もその思いのもと、決断しました」 「厳しい競争をしていく中で、日々成長していると感じられる充実感。同時にまだまだ足りないと思える緊張感や危機感。不完全燃焼だった2022年、もがいて我武者羅に自分を表現した2023年、みんなで勝ち獲ったタイトル。過ごした全ての時間が僕を大きくさせてくれました」 「ここに来て良かった。自分の決断は間違ってなかった。そう思っています。これからは今までとは全く異なる、サッカー、言語、文化、環境。川崎フロンターレでの経験と財産を活かし、チャレンジしたいと思います。2年半、本当にありがとうございました!行ってきます!」 瀬古が加入するストークは、陶器産業の街として知られるイングランド西部・ストーク・オン・トレントに本拠を構える古豪。クラブ創設は1863年と約1世紀半の歴史を誇るが、2017-18シーズンを最後にプレミアリーグから遠ざかっている。昨シーズンはEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で、勝ち点56の17位に低迷していた。
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