あなたの”ちょい噛み”によく効く。リストウェイトでザックリ癖が治ります!【前編】
「週刊ゴルフダイジェスト」11月12日号では「ザックリ癖が治る」方法をご紹介しています。これからの季節は特に芝が薄くなり、グリーン手前の花道で寄せワンチャンスのはずなのに、アプローチが苦手なゴルファーにとってはプレッシャーがかかるイヤ~な状況が増えます。そんなあなたのちょい噛みグセを治療する林流レッスン、開始します!まずは前編から。
上からの軌道はソールが抜けない
GD アプローチを苦手にしているゴルファーは、どんな打ち方になっているんでしょうか? 林 そうですね。もっとも多く見かけるのが、手先だけでちょこんと打って、手前の芝を噛んでしまうケースですね。 GD 大きく振らなくてもいいので、つい手先だけで打ってしまうんですね。手のフィーリングを出そうとし過ぎて、そうなってしまうこともありそう。 林 手先で打つと、ヘッド軌道が“V字”になって、インパクトが“点”になるので、ほんのわずかに手前を噛むだけでザックリになってしまいます。それと、手打ちでは軌道そのものが安定しないので、ヘッドの最下点もズレやすいんです。 GD あとは、どんな打ち方が考えられますか? 林 ボールの行方が気になって、顔が上がったり、体が左に突っ込んだり。この打ち方も、ヘッドの最下点がズレやすいですね。 GD 顔が上がるとヘッドが落ちる、というアレですね。 林 柔らかくヒットしようとして、インパクトで左ひじを抜いて、ミスしてしまうケースもあります。どの打ち方も、体のターンがおろそかで、“上から軌道”になって、エッジが引っかかってしまうんです。
ポイント!「ザックリ軌道は上から軌道だ」
ザックリ軌道は、ソールが滑りやすい“横から軌道”ではなく、ヘッドがリーディングエッジから入る“上から軌道”。そのため、軌道の最下点が少しでも右にズレると、ソールが抜けず、たちまちザックリになってしまう。
GD 大きく振らなくてもいいので、つい手先だけで打ってしまうんですね。手のフィーリングを出そうとし過ぎて、そうなってしまうこともありそう。 林 手先で打つと、ヘッド軌道が“V字”になって、インパクトが“点”になるので、ほんのわずかに手前を噛むだけでザックリになってしまいます。それと、手打ちでは軌道そのものが安定しないので、ヘッドの最下点もズレやすいんです。 GD あとは、どんな打ち方が考えられますか? 林 ボールの行方が気になって、顔が上がったり、体が左に突っ込んだり。この打ち方も、ヘッドの最下点がズレやすいですね。 GD 顔が上がるとヘッドが落ちる、というアレですね。 林 柔らかくヒットしようとして、インパクトで左ひじを抜いて、ミスしてしまうケースもあります。どの打ち方も、体のターンがおろそかで、“上から軌道”になって、エッジが引っかかってしまうんです。