モー娘。74thシングル発売記念ミニライブを開催 13人新体制初シングルに「いつもより気合いも十分」
モーニング娘。’24が15日、東京・品川インターシティホールで最新の74thシングル『なんだかセンチメンタルな時の歌/最KIYOU』発売記念のミニライブ&お見送り会を開催した。なお、15期メンバーの北川莉央は体調不良で欠席となった。 【写真】モーニング娘。’24、ニューシングル発売記念ミニライブの模様 本作は、前リーダーで9期メンバーの譜久村聖が卒業後、譜久村と同期の生田衣梨奈がリーダーとなった13人の新体制で初のシングルとなる。また、イベント当日には、9月スタートの「モーニング娘。'24 コンサートツアー秋 WE CAN DANCE !」をもって卒業する石田亜佑美のラストシングルとなることが明かされ、石田にとって最後の参加作品となるアルバムを秋に発売すると発表した。 ミニライブ&お見送り会の直前に行われた会見では、メンバーが最新シングルにまつわる思いなどを語った。 最新シングルがオリコンデイリー シングルランキングで1位を獲得したことを受けて、生田は「新体制になって初めてのシングルなので、みんなもいつもより気合いも十分ですし、このままの勢いでオリコンウィークリーチャート1位も獲得して、モーニング娘。の中の金メダルをとれたらいいなと思います」と意気込んだ。 卒業を控える現在の心境を問われた石田は「卒業を発表してからの日々で、後輩のみんなが、例えば『石田さんが卒業するけど、どうですか?』みたいな質問にたくさん答えてくれて、みんなの注目を浴びていて」と話し、「卒業をハッピーに捉えていて、卒業フィーバーっていう期間を今楽しんでいます」と喜んだ。 その思いを受けた11期メンバーの小田さくらは、石田が「もしかしたら卒業しないんじゃない?というくらい『卒業するんです』という時間を楽しんでて」と吐露。13期メンバーの横山玲奈は石田を自分にとって「笑いの師匠」と称し、「笑いの神様が舞い降りているのが尊敬できるので、最後まで背中を見ていきたいなと思っています」と語った。 最新シングル収録曲にも話題が及び、12期メンバーの野中美希は「なんだかセンチメンタルな時の歌」で「歌詞がすごく刺さるという声をファンのみなさんからいただいていて」と話し、自身が刺さった歌詞として「担当する<なんもかんも歳を重ねるごとわざと気づかないふり>という歌詞は、なかなかアイドルが歌わないんじゃないかという歌詞だったので、(作詞作曲の)つんく♂さんのメッセージを受け取りながら歌わせていただきました」と振り返った。もう一方の「最KIYOU」について、小田は「頼られて損しがちだけど、それでも私はこの状態の自分が好きなので全然強いまま生きていきますという女の子の歌」と印象を語り、 ダンスレッスンで「キレが足りない」と指摘されたことから、パフォーマンスでは「私たちのできる、持っている強さをぶつけるつもりでがんばっています」と強くアピールした。 両曲のMV撮影秘話も明かし、建築物を愛する16期メンバーの櫻井梨央は「なんだかセンチメンタルな時の歌」のロケ地となった「近未来的な建物」で「撮影の合間とかもずっと建物の間を巡り歩いたりして、楽しみながら撮影できた」と笑顔に。一方の「最KIYOU」の撮影について振り返った15期メンバーの山崎愛生(崎の正式表記は「たつさき」)は、照明により“光と影”を強調したMVが「カッコいい」と自信をみせた。 その後、ファンを前にしたミニライブは「なんだかセンチメンタルな時の歌」からパフォーマンスをスタート。MCではメンバーが元気よく声をそろえて挨拶し、グループ伝統の「全力あっち向いてホイ!」でメンバー個々がしのぎを削った「最KIYOU 決定戦」で会場が白熱した。 ステージで語る石田は、自身の「ラストシングル」だと公言していなかった理由にふれ「『13人体制の初シングルです』ということの方がうれしく届けられるなと思っていたのと、アルバムが実は控えていたのもあって。言わずにいました」と心中を伝えた。 パフォーマンスへと戻り、ファンを鼓舞したメンバーは「そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.)」「すっごいFEVER!」を続けて披露。「最KIYOU」では、パワフルな歌とダンスに合わせて強気な表情を浮かべた。 ■セットリスト M1 なんだかセンチメンタルな時の歌 M2 そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.) M3 すっごいFEVER! M4 最KIYOU