自民党裏金問題への関心は下がってる!?最新意識調査で注目度をチェック!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
政治資金問題の報道に関心がありますか?
2024年3月に実施した意識調査では政治資金問題の報道に対する関心について質問しました。電話調査では7割以上が「関心がある」と回答しているのに対し、ネット調査で「関心がある」と回答したのは半数以下に留まりました。 MC千葉「ネットと電話で大きく分かれているなという印象がわかりますね」 米重氏はこの結果について「世代間の関心の差だと見ていい」とコメント。 ネット調査は10代から50代からの回答が多く、電話調査は40代から70代の回答が多いのが特徴。内訳をみると電話調査の中でも世代差は読み取れるとのことです。 それらを踏まえ、米重氏は「比較的高齢の政治意識が高い層に関しては政治資金問題に対する関心が非常に高い」と解説しました。
また、この政治資金問題に対する関心について「一時期よりは薄れている」と米重氏。今後も薄らいでいく可能性はあるとしつつも。完全に忘れられることはないとの見方を示しました。 米重氏「よっぽどきれいなけじめができない限りは選挙でもそれなりに蒸し返されて響く問題になるだろうと。それぐらいのインパクトがある話だと思いますね」 この問題が他の問題よりも関心を維持しやすい理由について米重氏は善悪がはっきりしている点に言及します。 米重氏によると、SNSで世論が形成されるようになってからはポジティブなのかネガティブなのかが分かりやすい情報が流れるようになったとのこと。 また、あるアメリカの研究を踏まえつつネガティブな情報の場合は驚きや怒りといった感情を起点にした情報が拡散しやすいと解説しました。 政治資金の問題は確定申告の時期と被ったこともあり、わかりやすく「金の恨み」となって国民の心に残る問題となったのかもしれません。 米重氏「(政治資金の問題が)忘れられたまま選挙もそれなりの結果になるとか、そういう風には思わないほうがいいんじゃないかと思います」