互いに告訴・告発し合っていた福岡県の大任町長と田川市長らを書類送検…強要未遂や名誉毀損容疑で
福岡県田川市など8市町村が参加する広域ごみ処理施設を巡り、施設に関する公文書を開示しないよう同市の村上卓哉市長(54)に強要しようとしたとして、県警は建設を担当する同県大任町の永原譲二町長(71)を強要未遂容疑で福岡地検に書類送検した。一方、犯罪の事実がないのに告訴して名誉を傷つけたとして、村上市長と市議7人を虚偽告訴と名誉毀損容疑で書類送検した。いずれも8日付。 【写真】福岡県警察本部
永原町長と村上市長らは政治的に対立しており、互いに告訴・告発し合っていた。永原町長は「検察の公平公正な判断を待ちたい」と話し、村上市長は「司法の賢明な判断を期待する」とのコメントを出した。