「ベルギー」と「オーストラリア」の留学生が、はじめて「日本のうな重」を食べて放った「衝撃の一言」
インバウンド需要の増加に伴って
日本政府観光局(JNTO)によると、2024年2月の訪日外国人旅行者数はコロナ禍前の2019年に比べて7.1%増加した278万8000人となり、2月としては過去最高を記録した。地域別にみると、韓国、台湾、中国、香港、アメリカの順で数が多く、特に日本から近い東アジア地域からの訪日外国人客が多いことがわかる。また、観光庁の2023年の訪日外国人消費動向調査で、コロナ禍前の2019年を上回る5兆円を超えたことが発表された。2024年も引き続き訪日外国人客が増加することが予測されているので、円安を追い風にさらなる消費拡大が期待できそうだ。 【マンガ】カナダ人が「日本のトンカツ」を食べて唖然…震えるほど感動して発した一言 観光といっても目的はさまざま。中でも「食」は外国人の関心が高い分野のひとつで、飲食業界でもインバウンド需要の取り込みが売上拡大のポイントとして注目されている。そんな飲食の分野で国内外に日本の食の魅力を発信して注目を集めている「Momoka Japan」というYouTubeチャンネルをご存じだろうか。コロナ禍前の2017年から始動したこのチャンネルは、2024年3月現在チャンネル登録者数85万人を超える人気チャンネルとなっている。動画の内容は、道行く外国人観光客に声をかけて日本食店に案内し、一緒に食事を楽しむというものだ。 関西出身のMomokaさんは英語が堪能で、初めて会う相手にも臆することなく声をかけ、会話を楽しむ。関西弁まじりに翻訳されるやりとりはとても温かく、ファンも多い。コメント欄には「毎週Momoka Japanの動画を見るために仕事頑張ってると言っても過言ではない」「毎日仕事で疲れるけど、動画で美味しそうに食べてるの観ると元気が出てくる不思議」という声が多く見られ、日常の中でほっとやすらぐコンテンツとして楽しみにしている視聴者が多いことがわかる。 本記事では、113万回以上再生されている人気動画「留学生が生まれて初めてうな重を食べて感無量!」という動画を紹介する。この動画でMomokaさんがインタビューしたのは、ベルギーから日本に留学で訪れたゴーさんと、オーストラリア出身のライリーさん。ゴーさんは日本にやってきて3日目、ライリーさんも4日目だという Momokaさんに好きな日本食を聞かれ、ライリーさんは「全部好きだからその質問は難しい」ゴーさんは「カツカレーが好き」と答えた。そんな二人にMomokaさんが紹介するのは、うなぎだ。うなぎを食べる文化は日本独特のものではなく、世界各地で食べられている。例えば、西洋のイギリスにはぶつ切りにしたうなぎを煮て作る「うなぎのゼリー寄せ」という料理があるし、フランスにもうなぎをワインで煮た「マトロットダンギーユ」というロワール地方の伝統料理がある。また、アジアのインドネシアではから揚げにして食べられるという。このように、うなぎは特別珍しい食べ物というわけではないが、二人はまだ一度も食べたことがないようだ。