リバプールのクロップ監督を乗せたチームバスは「赤い海」かきわけるように聖地アンフィールドへ
<プレミアリーグ:リバプール2-0ウルバーハンプトン>◇19日(日本時間20日)◇最終節◇リバプール 【写真】ラストマッチを終えて自撮りするリバプールのクロップ監督 名将ユルゲン・クロップ監督のリバプールでのラストマッチは、まさにメモリアルマッチになった。 今季で退任する名将。ホームの聖地アンフィールドは試合前から、とにかく愛され続けた指揮官のため、惜別ムード。スタジアムに入るクロップ監督も乗ったチームバスを、多くの熱狂的なファン、サポーターが待ち受けた。 地元メディア「リバプール・エコー」は「ユルゲン・クロップ監督のために、何千人もの人々が赤い大きな波のように、アンフィールドに入るリバプールのチームバスを出迎えた」と見出しをつけ、その様子を伝えている。記事中では「赤い海」とも表現。まさに、赤い海の真ん中を、2台のチームバスがゆっくりと、スタジアムに入っている様子が、クラブ公式Xにも動画でアップされている。 さらに、スタジアムへのチームバスの出発場所だったホテルにまで、大勢のサポーターが集まったという。 サポーターらは、クロップ監督のチャント(応援歌)を熱唱し迎え入れ、その貢献に敬意を示した。ビートルズの『I Feel Fine』に合わせ、「ユルゲンがレッドで本当にうれしい」などという定番の歌詞を歌い上げた。