不振ジャッジが無安打 PS打率.140もヤ軍指揮官は信頼強調「彼はアーロン・ジャッジだ」
ワールドシリーズ第3戦
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)第3戦が28日(日本時間29日)にニューヨークで行われ、ドジャースがヤンキースに4-2で勝って3連勝。WS制覇に王手をかけた。試合後、不振が続くヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手について、アーロン・ブーン監督は「不振から脱することを願っている」と語った。 【動画】「気をつけろ!」 すっぽ抜けたバットがドジャースベンチを強襲、監督に当たる寸前だった実際の映像 敵地で連敗し、本拠地ヤンキースタジアムに戻っての逆襲が期待されながらも、9回の2ランのみで敗戦となったヤンキース。米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」のヤンキース専門Xは試合後のブーン監督の会見の様子を公開。この日も3打数無安打で、ポストシーズンの打率が.140となったジャッジ外野手の不振について「抜け出せない可能性はあるか」と問われると「そうは信じないね」と答えた。 不振脱出に向けて「何をするべきか」と聞かれると「明日、準備万端で来ること。彼はアーロン・ジャッジだ。取り組み続けて、不振から脱することを願っているよ」と話すにとどまった。 過去のWSで3連敗から逆転制覇したチームは1チームのみと指摘され、第4戦でのチャンスについて聞かれると「明日の試合に勝つのみ。我々はそれに集中している。素晴らしい物語が作れたらいいけど、今は、1試合1試合に勝っていくことだ」と前を向いた。 第2戦で左肩を亜脱臼して出場が危ぶまれた大谷翔平投手は「1番・DH」で先発出場。3打数無安打、2四死球と快音は聞かれなかったが、存在感を示した。
THE ANSWER編集部