ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが、日本時間3月14日（現地13日）に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ戦の終盤で左ハムストリングを痛め、途中退場した。ドンチッチはコートを離れた試合残り6分46秒の時点で、21点、9リバウンド、3アシストを記録。チームはドンチッチ退場後、試合には戻らないことを発表したため、連続トリプルダブルは7試合でストップすることとなった。 ジェイソン・キッドHC（ヘッドコーチ）は、「彼からハムストリングが張っているとシグナルがあったから彼を交代させた」と試合後に振り返っている。 マーベリックスは109-99でウォリアーズに勝利し4連勝としたものの、翌日には敵地でウェスト上位のオクラホマシティ・サンダーと戦う。キッドHCはドンチッチが遠征に帯同するかは不明としつつ、「明日にはより精度の高い答えが出るだろう。これは流動的なことだ」と回答している。 チームメイトがアリーナを去った後も治療を受けていたドンチッチは、メディアの取材には応じなかった。 ドンチッチは7試合連続トリプルダブルの記録のうち、5試合連続で35点以上、6試合連続で30点以上をマークしていた。これらは35点以上、30点以上のトリプルダブル連続達成記録としては歴代最多である。 なお、マーベリックスではダニエル・ギャフォードも歴史的な活躍を披露している。ウォリアーズ戦を含めた5試合で、33本連続してフィールドゴールを決めている。ウィルト・チェンバレン（元ロサンゼルス・レイカーズほか）が持つリーグ最多記録（35本）まであと2本に迫っているのだ。 26分プレイして10点、6リバウンド、今季最多の7ブロックを記録したギャフォードは、「もしそれができたらいいことだけど、一番望むのは試合に勝つこと。記録についてはその後考えるよ」とコメントしている。