円が対ドルで151円台後半、4カ月ぶり安値-米政策発表控え下げ拡大
(ブルームバーグ): 20日の外国為替市場で、円がドルに対して4カ月ぶりの安値に下落。連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を前に、円は下げを拡大している。
円は一時0.6%安の151円77銭と、2022年10月21日に付けた1990年7月以来の安値(151円95銭)に近づいている。日本銀行は19日にマイナス金利を解除したが、追加利上げについて詳細には触れなかった。それ以降、円は下げが続いている。
ユーロも円に対して上昇し、一時0.5%高の164円74銭と2008年8月以来の高値を記録した。
円が対ユーロで約15年半ぶりの安値を更新、日銀が緩和姿勢維持 (2)
原題:Yen Falls to Four-Month Low Versus Dollar Before Fed Decision(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Naomi Tajitsu