劇場アニメ「ルックバック」動員100万人を突破 32館での追加上映が決定
コミック配信サイト「少年ジャンプ+」で2021年7月に発表され、初日で閲覧数250万以上を記録した藤本タツキ原作『ルックバック』が劇場アニメ化され、6月28日より全国上映中。今回、動員100万人を突破したことが発表され、これを記念し、「ルックバック」オリジナルスマホ壁紙のプレゼント配布が決定したほか、32館での追加上映が決定した。また、押山清高監督からコメントも到着した。 【写真】「ルックバック」オリジナルスマホ壁紙&「押山清高描き下ろしSpecial Book Jacket」 『ルックバック』は、『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』といった話題作を手掛け、劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』の公開も控える漫画家・藤本タツキ渾身の作品。2021年7月にコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で公開され、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出し、著名なクリエイターたちをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めた。 本作の劇場アニメ化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの話題作に主要スタッフとして携わってきた、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを務める。 また、主演は、河合優実と吉田美月喜のW主演。「不適切にもほどがある!」(24)での演技で話題が沸騰した、今最も注目を集める俳優・河合優実と、映画「あつい胸さわぎ」(23)「カムイのうた」(24)等では主演を務め、昨今目覚ましい活躍に拍車をかける俳優・吉田美月喜が、劇場アニメ『ルックバック』の藤野と京本に生命を吹き込む。 劇場アニメ『ルックバック』は、6月28日に公開を迎え週末の興行収入ランキングで1位となり大きな話題となった。そんな本作が、8月18日に総動員数100万人を突破したことが発表となった。口コミが広がり、公開規模も拡大している。 動員100万人、興行収入17億円を突破、数々のテレビ番組でもそのヒットが話題に取り上げられるなど、さらなる広がりを見せている本作。動員100万人を記念して、「ルックバック」ティザービジュアルを使用したスマホ用オリジナル壁紙の配布が決定した。「ルックバック」公式Xで8月23日18時より配布開始。 8月23日より全国劇場にて第3弾の入場者特典「押山清高描き下ろしSpecial Book Jacket」が配布開始。押山清高監督が今回のために特別に描き下ろした、藤野と京本が互いに振り向いているかのような姿が描かれたオリジナルのブックカバーとなっている。 さらに、本作の反響を受けて8月23日以降、32館での追加上映も決定した。 【押山清高監督コメント】 観客動員100万人は、何よりも観てくださった方々の多くの口コミによって達成できたものだと思います。映画を観た方々が、それぞれ自分だけの映画として語ってくださっていることが、とても嬉しいです。アニメーション制作にはまだ多くの困難があります。例え良い作品を作っても、必ずしも多くの人に届けられるわけではありませんが、さまざまな幸運が重なった結果だと感じています。海外での公開も順次始まっています。さらに幅広く、アニメーション映画の魅力を世界に届けられることを切に願っています。