2025年のスーパーGTカレンダー発表。マレーシアのセパンサーキットでの開催が復活
8月1日、JAF日本自動車連盟は2025年のFIA国際スポーツカレンダー登録申請をJAFホームページ(https://motorsports.jaf.or.jp)に掲載した。これに合わせ、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、2025年のカレンダーを公開した。2019年以来ひさびさの海外戦となるマレーシアでの開催が決まった。 【セパンサーキットを走るGRスープラ】 FIA国際スポーツカレンダー登録申請の一覧は、日本で開催される国際格式のレースの一覧で、スーパーGTはこのうち7レースが一覧に記され、これに加えJAFのカレンダーでは参考とされているが、スーパーGTでは2019年以来となる海外でのレースが復活することになった。 その舞台となるのは、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットだ。スーパーGTとはゆかりの深いサーキットで、JGTC全日本GT選手権時代の2000年に『JAPAN GT FESTIVAL in MALAYSIA』としてスペシャルラウンドとして開催され、2002年からは初の公式戦として開催。以降、SARSの影響で行われなかった2003年をのぞき、2013年まで毎年レースが行われてきたコースだ。2020年にはナイトレースで復活する予定だったが、コロナ禍により実現していなかった。 カレンダーを全体的に見ると、開幕戦は例年どおり4月の岡山国際サーキット。ゴールデンウイーク恒例の富士スピードウェイが第2戦となり、第3戦としてマレーシアでのレースとなる。なお、2025年6月28日は土曜日で、土曜決勝となりそうだ。 第4戦からはふたたび日本に戻り、富士スピードウェイでの2戦目となる。8月は2戦行われ、第5戦は鈴鹿サーキット。第6戦スポーツランドSUGO、第7戦オートポリス、第8戦モビリティリゾートもてぎは今季同様のカレンダー。2024年の日程から大きく変わるのは第3戦セパンのみとなる。 2024年オフからはGT500のメーカーテストも行われており、各メーカーにとってもデータは豊富。復活初年度から楽しみなレースとなりそうだ。 2025年スーパーGTカレンダー Round/Date/Circuit/Region 1/4月12~13日/岡山国際サーキット/岡山県 2/5月3~4日/富士スピードウェイ/静岡県 3/6月27~28日/セパン・インターナショナル・サーキット/マレーシア 4/8月2~3日/富士スピードウェイ/静岡県 5/8月23~24日/鈴鹿サーキット/三重県 6/9月20~21日/スポーツランドSUGO/宮城県 7/10月18~19日/オートポリス/大分県 8/11月1~2日/モビリティリゾートもてぎ/栃木県 [オートスポーツweb 2024年08月01日]