渡辺監督の”後任”は…?西武の監督候補に挙がる大物(4) すでに監督昇格は“消滅”か
2024年シーズンは、パ・リーグ最下位に沈んだ埼玉西武ライオンズ。そんな中、指揮官の渡辺久信監督代行が今季限りでの退任を表明した。今季90敗以上を喫したチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に注目が集まっている。そこで今回は、西武の次期監督候補をピックアップする。
平石洋介
投打:左投左打 身長/体重:175cm/75kg 生年月日:1980年4月23日 経歴:PL学園高 - 同志社大 - トヨタ自動車 ドラフト:2004年ドラフト7巡目 今季は、埼玉西武ライオンズのヘッド兼打撃戦略コーチを務めた平石洋介。内部昇格での監督就任はあるのだろうか。 社会人野球のトヨタ自動車から、2004年ドラフト7巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。当時、NPBに参入したばかりのチームにとって初となる新人選手の1人となった。 しかし、プロ入り後は苦戦を強いられた。プロ1年目から開幕一軍入りを果たし、初本塁打も記録したが、26試合の出場で打率.254、1本塁打、8打点、1盗塁に終わった。 プロ7年目の2011年は、守備固めを中心に自己最多の35試合に出場。だが、打撃では15打数2安打と結果を出せず、同年オフに戦力外通告を受けて現役を退いた。 その後は楽天で打撃コーチなどを経験し、2018年の途中からは梨田昌孝の辞任もあって監督代行を務めた。 翌2019年には、チームの生え抜きとして初の一軍監督に就任。Aクラス入りとなるリーグ3位に入ったものの、同年限りで退任となった、 2022年からは西武の一軍打撃コーチに就任し、今季はヘッド兼打撃戦略コーチとして松井稼頭央監督を支える役割を担った。ただ、松井監督が成績不振で休養となったことも考えると、次期監督の可能性は低いだろう。
ベースボールチャンネル編集部