第95回選抜高校野球 大分商にセンバツ旗授与 主将「日本一の元気出す」 /大分
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する大分商(丸山征一郎校長)に16日、選抜旗が授与された。2020年以来、7回目の選出に大道蓮(れん)主将(2年)は「日本一の元気を出し、優勝旗を持ち帰れるよう頑張る」と決意表明した。 授与式で県高野連の奥田宏会長は「伝統ある大商(だいしょう)野球に加えて、那賀(誠)監督の指導の下、気迫のこもった闘魂あふれる新しい野球を披露している。新しい大商野球を甲子園で全国のファンに届けてほしい」と激励した。 毎日新聞大分支局の江口一支局長は、20年夏の甲子園交流試合で選手宣誓した大分商の川瀬堅斗主将らの言葉を紹介し、「皆さんに期待するのは一球一球を追う全力プレー。本当の春を皆さんの手でたぐり寄せてください」と語りかけた。 大会は、3月10日に組み合わせ抽選会をして、同18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【神山恵】