7月11日に全館営業再開!道後温泉本館に“貸し切り休憩所”を新設 6月から予約受け付け
南海放送
2か月後に迫りました。今年7月、5年半ぶりに全館での営業を再開する道後温泉本館。きょう、新たに設置される貸し切りスペースなどの内容が発表されました。 今年7月11日、およそ5年半の保存修理工事を終えて全館営業を再開する道後温泉本館。きょう、本館の『休憩室』について新たな情報が発表されました。 杉本記者: 「道後温泉本館の3階部分にある あちらの部屋とそのお隣のこちらの部屋。これまでは従業員の方のバックヤードとして使われていましたが、7月11日からは休憩室として生まれ変わります」 定員10人の『飛翔の間』と定員18人の『しらさぎの間』。全館での営業再開にあわせて、従来の個室や2階の休憩室に加えて“貸し切りの休憩室”が新たに設けられます。部屋からは道後温泉本館のシンボル、振鷺閣の白鷺も。1日5組限定で利用時間は90分間。オンラインや電話での事前予約制で、来月3日から予約を受け付けます。 松山市 野志市長: 「皆さんでグループでゆったり滞在、道後温泉を楽しんでいただけますので、そういう利用もいいだろうなと感じております。回遊性を高めていくこと、滞在性を高めていただくことが 大事ではないかなと思います」 きょうはこの貸し切り休憩室で提供されるお茶菓子も、お披露目されました。 白鷺をモチーフにしていてはだか麦や伯方の塩を使ったクッキー生地で紅まどんなのクリームを包んでいます。 コロッケ屋さん: 「ああええやないですか、かわいらしい。今比較的団体のお客様が多いですから」 車夫さん: 「楽しみですね。日本の方だけでなくて海外の方にも受け入れられる道後温泉であるべきかなと思いますね」 また、入浴券やスタッフの制服もリニューアルするほか、休憩室や脱衣所には冷暖房機器が新設されるということです。