「ウマ娘」コラボが大人気 白井市長「反響に驚き」 北総鉄道もコラボグッズ増産
白井市と北総鉄道が連携して行っている人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボ企画が大好評だ。笠井喜久雄市長は21日の定例記者会見で700万円以上の経済効果が出ているとし「反響の大きさに驚いている」と発言。北総鉄道もコラボグッズを急きょ増産するなど、うれしい悲鳴を上げている。 同企画は、市内にJRAの競馬学校があることなど競馬との深いつながりを地域活性化に生かそうと、ゲーム会社の協力を得て10月17日に始めた。市によると、市役所で購入できる市とコラボしたキーホルダーや缶バッジは販売初日に60人近くが列を作り、両グッズとも既に600個以上を販売。中国や台湾から買いに来たファンもいたという。 また、市内の個人店舗で千円以上の飲食や買い物をするともらえるトレーディングカードも約7千枚を配布。予定枚数に達して配布を終了した店も出ている。 北総鉄道のコラボグッズも好調。駅名とのコラボキーホルダーは4種類各5百個が発売から3日間で完売し、各千個ずつ増産した。2千円のトートバッグも売り切れ、現在増産待ち。担当者は「買ったグッズをトートバッグに入れて持ち帰っているようだ。ウマ娘仕様にした駅名看板も多くの人が写真に撮ってSNSに上げている。ファンの多さにビックリです」。 笠井市長は「白井市は『しらい』や『臼井』と呼ばれることもあった。企画を機に市の名前を覚えてもらい、街の良さを知ってもらう効果は大きい。次につなげていきたい」と話した。