高校敷地内に刃物を持った不審者「校舎に入れない」ための訓練 警視庁
東京・江東区の都立高校で、刃物を持った不審者を「校舎に入れない」ための訓練が行われました。
18日、江東区東砂にある都立東高校では、学校の敷地内に刃物を持った不審者が現れた想定で訓練が行われました。 訓練では教員らが、さすまたなどを使って不審者を校舎内に入れないよう追い詰め、駆けつけた警察官が制圧する手順を確認したほか、警察官が教員らに効果的なさすまたの使い方を教えました。
また、生徒たちは防災訓練に参加し、警察官の指導の下、毛布などで簡易的な担架を作り、負傷者を搬送する方法などを学びました。
警視庁・城東警察署は17日、愛知県内の市役所に不審者が侵入した事件を念頭に、「同様の事件が学校で起こる可能性は十分あるので、不審者を校舎内に入れないことや、生徒たちを速やかに安全な場所に避難させることを意識してほしい」と教職員に呼びかけました。