【PFL】期待の美女ファイター、熊谷直子と戦った母を持つ欧州王者ディッチェバが初回KOで11戦無敗に
2024年4月4日(日本時間5日)、米国テキサス州サンアントニオのボーイングセンターにて『PFL 1: 2024 Regular Season』(U-NEXT配信)が開催された。 【写真】この強烈な左ヒザをボディに突き刺し、ディッチェバがKO勝ち ▼女子フライ級レギュラーシーズン 5分3R 〇ダコタ・ディッチェバ(英国)11勝0敗・125.2lbs/56.79kg ※6P獲得 [1R 3分54秒 TKO] ※右前蹴り→左ボディ ×リサ・モールディン(米国)6勝4敗・125.8 lbs/57.06kg メインカードの第1試合では、女子フライ級レギュラーシーズンとして、元ISKAムエタイ英国王者でMMA10勝無敗・うち9試合をフィニュシュ勝利している欧州PFL王者“DANGEROUS”ダコタ・ディッチェバ(英国)が登場。MMA6勝3敗でボクシング経験もあるグラップラー、リサ・モールディン(米国)と対戦する。 現Bellator女子フライ級王者のリズ・カモーシェ、元王者ジュリアナ・ベラスケス、日本の渡辺華奈らが参戦する女子フライ級でディッチェバは注目の25歳のファイター。母は熊谷直子のライバル(※熊谷が1勝1NC)でもあったムエタイ王者のリサ・ハワース。ケージサイドに駆けつける。 1R、ともにオーソドックス構え。右カーフを打つディッチェバ。さらに左ストレートを突き、そのままサウスポー構えになり左前蹴りも。モールディンを金網に詰めてワンツースリーから蹴りに。 右の蹴り足を掴んでテイクダウン! バックを奪いに行くが、すぐにスクランブルから立ち上がるモールディン。押し込み左ヒザを突くディッチェバ。左をこつこつ突くと、モールディンが左小手で内股! 同体で崩れて立ち上がり際に差し合い。右で差してから右を突いて離れるディッチェバ。 カーフを嫌いサウスポー構えになるモールディンに右前蹴り、右ストレートから左ヒザを突きダウンを奪うディッチェバ! さらにヒザで崩して下になるモールディンの立ち上がりを待って、右前蹴り、左ボディ! 身体を丸めて倒れたモールディンにレフェリーが間に入った。 ディッチェバは11戦無敗。10フィニッシュ(9KO・TKO)勝利でクイックシックス「6P」を獲得した。試合後、ディッチェバは「何を狙ったわけでもなく自然に戦った。トップ4に並んだだけだから祝うのはまだ早い。次は誰でもいいわ」と笑顔で語った。
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