桐生順平が主役候補、地元・佐々木康幸の奮闘にも期待/ボートレース浜名湖
6日間の準優3個制で争われるボートレース浜名湖の「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」は8日に前検が行われた。シリーズの核となるA1勢は11名が参戦。GI準優戦でのフライングにより一般戦が主戦場となっている桐生順平が断然の主役候補だ。その桐生に加え、地元の佐々木康幸、そして山本寛久、上田龍星、吉川貴仁、馬場剛の6人が初日メインの「ドリーム戦」にエントリー。 モーター抽選では、準主力から伏兵級の面々が好機を引いた。坂東満、竹上真司、飯島誠、樋口範政、盛本真輔、外崎悟、渡邉翼、中村魁生らが近況好調のモーターを手にした。また前検一番時計をマークしたのは妻鳥晋也だ。一方、A1勢では馬場や尾上雅也が好機を引き当てたが、松尾祭や三浦敬太はパワー面で不安があるモーターを手にした。 注目の桐生は、2連対率24.7%の7号機とタッグを組む。この7号機は前走の吉田翔悟が優出して優勝戦3着、予選道中から2連対率以上のパワーを見せており、大きな心配はなさそうだ。前検練習後には「前検の特徴で上がりが鈍い感じがした」と語っていたが、レースまでにはしっかりと調整してくるだろう。 地元期待の佐々木も同じく2連対率24.7%の2号機を手にしている。「スタートはしやすかった。トルク感は欲しいけど、お盆の時よりは良い」と、まずまずの手応えを見せており、地元A1級としての存在感を発揮するだろう。
マクール