（写真：Game*Spark）

Steamにて、2024年10月22日まで近日登場ゲームの祭典「Steam Nextフェス 2024年10月エディション」が開催中です。期間中はさまざまなジャンルのゲームの体験版が配信されるほか、開発者によるライブストリーミングなどのイベントが行われています。 【画像全36枚】 本稿では、その中でも筆者が注目しているゲームとして、Tan Ant Gamesの手がけるアドベンチャーゲーム『Building Relationships』を紹介していきます！なお、本作の「Steam Nextフェス」出展は、ゲーム翻訳＆マーケティング会社のNeon Noroshiが担当しています。 心があるなら家だって婚活したい！ 本作は、美しい島「ハッピーアイランド」を舞台に、主人公の【家】が運命のパートナーを見つける婚活アドベンチャーゲームです。海岸や花畑、高い山など多彩なロケーションが存在し、誰もが“本当の自分”を出せるということで人気の島には、さまざまな建築物が集まっています。 ゲームではまず、一緒に島に来た友人のアパート【ミント】と会話してゲームの目的などを教わります。この島には多くの独身建造物がいるだけでなく、釣りを楽しむといったアクティビティも用意されているようです。会話の中で選択肢がありますが、デモ版の範囲では大きく展開が変化するようなことはありませんでした。 デモ版ではまず海岸にいる風車に挨拶することになります。【ミント】からジャンプが可能になる「衛星アンテナ」をもらい、いよいよ本格的な婚活がスタートです。なお、【ミント】に「君も独身なの？」と聞くとなんだか妙な雰囲気に。これ確実にルートあるやつだな？ 強い風車に自由なテント、出会いは色々 島の中には、さまざまな建築物がいて、それぞれの目的で行動しています。主人公は色々な建造物と出会い、その中でどのようにして運命のパートナーを見つけるのでしょうか。 ストアページで紹介されているパートナー候補（？）としては、まずストーリーイベントで出会う、風車の【ミリー】がいます。【ミリー】は主人公のことを「かわいい」と評するような、やや強いタイプのようです。さらに、山道で出会ったテントの【テネット】は少しやんちゃな雰囲気をもっています。 デモ版ではパートナー候補に出会った後に【ミント】主催でピクニックデートを行うことになります。ここで主人公はみんなが食べる勝利の準備をするのですが、その料理とは組み立て式の「机」です。そういえば【ミリー】が最近“野菜（家具）しか食べてない”とか言ってたな。 机の組み立てはミニゲームで、レシピを見ながら順番にパーツを組み上げていく形式。無事に料理が完成したら【ミント】【ミリー】【テネット】と仲良く食事を楽しみ、今回のデモ版の範囲は終了しました。 探検や釣りも楽しもう！ 『Building Relationships』では、婚活以外にも色々なアクティビティが用意されています。代表的なのが釣りで、水辺で出会った【ドクトール】から、研究のために魚を釣ってきてもらいたいと依頼されます。 釣りは水辺のポイントにアクセスし、泳いでいる魚（車）に針を投げ入れ、ゲージを調整するミニゲームです。魚（車）にはセダン型やトラック型、タクシー型などがあり、それぞれ「スズキ」「タクノオトシゴ」などのユニークな名前がついています。 また、島内の至るところに【チェスター】という家がいて、発見することで「衛星アンテナ」がもらえます。アンテナの数が増えると多段ジャンプが可能になり、高い山の上なども簡単に登れるようになります。島内には謎のコインも隠されているので、コレクション要素もありそうです。 島には洞窟や吊橋などのロケーションもあり、ゲーム本編で色々なイベントが起こりそうな予感もあります。今のところ明かされているパートナー候補は【ミリー】【テネット】だけですが、最後に幼馴染属性までバッチリ出してきた【ミント】も候補なのではないかと思います。ゲーム内ではまだ行けない場所も多く、今後の展開が楽しみです。 インパクト抜群の設定で恋愛シミュレーション（？）が楽しめる『Building Relationships』。登場するパートナー候補はもちろん、出会う多くの建築物達の個性が際立っています。デモ版でも会話部分は日本語に対応していて、この不思議な世界観をたっぷり味わえます。 転がる、ジャンプする主人公の操作感も悪くなく、慣れると崖も簡単に登れます。島に「ボルダリング」を楽しみに来たコンビなどもいて、上手くシステムをゲーム内の説明に落とし込んでいるなと感心する部分です。 『Building Relationships』はPC（Steam）向けに2025年Q1リリース予定。みなさんも「ハッピーアイランド」で、運命のパートナーに出会ってみませんか？