【神戸新聞杯・厩舎直送】一変の可能性あり! きさらぎ賞覇者ビザンチンドリームは「春よりもちょっと動けそう」
[GⅡ神戸新聞杯=2024年9月22日(日曜)3歳、中京競馬場・芝2200メートル、菊花賞トライアル] 始動の場で、重賞ウイナーの力を示したい。ビザンチンドリーム(牡・坂口)は、GⅠ日本ダービー17着以来の実戦。夏の休養で、心身両面のリフレッシュを図られた。現在の馬体重は460キロ前後。全休日の17日朝は、馬房から涼しい表情をのぞかせていた。 「体も心も、春と大きくは変わっていませんが(放牧の効果で)フレッシュな感じはします。普段の調整は乗りやすくなっていますし、春よりも、ちょっと動けそうかなと思いますね」 久保助手が気配の良さを伝える。13着のGⅠ皐月賞は4コーナー入口で前方をカットされる致命的な不利。前走は前半1000メートルの通過タイム62秒2のスローペースのなか、後方16番手から競馬となり、最後まで出番はなかった。 同助手は「前回はペースが遅かったので。中間の練習でゲートを出ていますし、今回はゲートを出そうな感じがします」と説明。GⅢきさらぎ賞勝ちの内容から、力を秘めているのは明らか。差し脚を生かせる展開なら一変して不思議はない。
東スポ競馬編集部