ポールが少ないから設営がラクチン! コールマンに聞くテントの基礎知識【ワンポール&ツーポール型】
キャンプに行く際、最初に用意したいキャンプ用品「テント」。そこで今回は、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社 コールマン事業部の広報担当・神田新悟氏に、設営が簡単な「ワンポール型」などのテントを紹介してもらいました。 【写真】コールマンのワンポール&ツーポールテントを見る(全4枚)
1本のポールで支える「ワンポール型」は設営が簡単
テントを選ぶ際、設営が簡単にできるかどうかは大きなポイントです。ソロキャンプはもちろんですが、とくに小さい子どもを連れたファミリーキャンプなどの場合、子どもの世話もあるので、結局一人で設営することになるケースも多いようです。 「1本のポールで支える『ワンポール型』のテントは構造がシンプルなので、手順も比較的簡単で、素早く立ち上げることができます。ワンポール型もドーム型同様、寝室部分だけなので、日よけ・雨よけとなるタープと組み合わせて自由なアレンジを楽しめるほか、シェルターとして使用することもできます」 例えば、「ワイドティピー/3025」は、4~5人用のテントで、インナーテントのフロアはデッドスペースの少ない長方形。また、フロントポールを採用したモデルで、前室スペースを十分に確保した快適な大型テントです。 「ヘキサタープと組み合わせることで、ファミリーが快適に過ごせる開放的なリビングを作ることができます。また、外側のフライシートだけを立ち上げれば、日よけ空間の広いシェードとして利用できるので、宿泊だけでなくデイキャンプにも役立ちます」
2本のポールで立ち上げる拡張可能な変わり種も!
一方、2本のポールで立ち上げられる「ツーポール型」は、ワンポール型を2つつなげたようなシンプルな構造で、やはり簡単に設営できます。 「ツーポール型の『ツインクリフ』は、拡張性が高く、ゆとりあるリビングスペースが作れる『マスターシリーズ』新作の大型シェルターです。キャノピーサイドウォールが装備されていて、ゆったりとしたリビングが確保できるうえ、別売りのポールを使えばフルオープンにして開放感のある空間が楽しめるなど、アレンジは無限大です。インナーテントは別売りですが、人数に合わせて寝室を最大2部屋にすることもできます」 寝室やリビングスペースには大型メッシュパネルを搭載して通気性を高め、別売りのインナーテントに吸湿性の高いコットン混紡素材を使うことで、快適性をアップしています。寒い風や虫の侵入を防ぐフルスカートは開閉自在で、暑い時期には巻き上げて外気を取り入れることもできます。春から冬まで幅広く活躍する4シーズン対応の大型シェルターです。 このように設営が楽で、スペースが拡張できるタイプにも注目してみましょう。
塩田真美