長崎・対馬市長選「核のごみ」処分場誘致反対の現職が再選 “推進”訴える新人に大差
日テレNEWS NNN
原発から出る、いわゆる「核のごみ」の処分場誘致の是非が争点となった長崎県対馬市の市長選挙は「誘致反対」を訴えた現職が再選を果たしました。 3回目の当選を果たしたのは、現職の比田勝尚喜氏(69)です。今回の選挙戦は、原発から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場誘致の是非が主な争点となりました。 比田勝氏は去年9月に調査を受け入れないと表明。選挙戦でも「誘致反対」の立場で9割近い票を集め、「推進」を訴えた新人を大きく引き離しました。 比田勝尚喜氏「核ごみ文献調査は受け入れないといった判断について、行く先々の市民の皆様から、ありがたい感謝の言葉をいただいた。美しい対馬を皆様とともに守っていきたい」 投票率は64.5%で、同じ顔触れとなった4年前の前回を上回りました。 開票率100%、3日午後10時 比田勝尚喜氏 1万3306票 荒巻靖彦氏 1725票 投票者数 1万5270票