不倫疑惑が報じられても出演継続…元『ジャンポケ』斉藤を”守った”テレビスタッフたちの「落胆」
10月7日、不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検された元『ジャングルポケット』斉藤慎二(41)。所属していた吉本興業は容疑が公になったその日に契約解除を発表した。 【写真あり】「女好きを公言」ジャンポケ斉藤が不倫愛人に送った「”恥ずかし”LINE」全貌 被害者の女性は同9日に弁護士を通じて、 《今年の7月に斉藤氏から性被害に遭いました。そのことで心身ともに深く傷つきました。その傷は今も癒えていません》 《さらに、初対面で、早朝のロケバス内での出来事にもかかわらず、斉藤氏の家族から私に「行為があった」と、まるで私に非があるかのような事実と異なるコメントが出されたことが、それに拍車をかけています。警察は十分な捜査を遂げた上で書類送検しました》 とコメントを発表した。 ◆懲役5年以上の可能性も 斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリ(36)は“女性からも行為があった”とインスタグラムでいち早く発表。現在も投稿は残ったままだ。不同意の性的暴行ではないと夫を擁護したものの、被害女性に真っ向から否定された形だ。 初対面の女性が斉藤に対してロケバス内で「行為をする」というのは現実味が薄いように感じられるが、これらの裏付けは警察の捜査に委ねられる。 「被害者は相当の覚悟をもって警察に駆け込んだようですし、“絶対に許すことはできない”と話していることから示談は難しいかもしれません。起訴された場合、不同意性交は懲役5年以上の有期拘禁刑という重大犯罪です。例外的に減刑されない限り、原則として執行猶予はつきません」(テレビ局社会部記者) ついこの間まで活躍していた売れっ子タレントが、一瞬にしてお茶の間から消えた。 だが昨年、フライデーが不倫疑惑を2度にわたって報じて以降も、『ウイニング競馬』(テレビ東京系)と『ZIP!』(日本テレビ系)は斉藤をレギュラーで起用し続けた。不倫に厳しい昨今の流れからすれば、異例のことである。“たまたま運が良かったから”というわけではない。 「不倫報道があった際、実は『ウイニング競馬』のメインスポンサーであるJRAが、斉藤を番組から降板させるよう水面下で動いていたといいます。ただ、番組スタッフが“どうしても斉藤さんでいきたい”と抵抗し、全力で守りました。トリオ名がダービー馬に由来し、自身も馬主になるなど、斉藤の競馬の知識と情熱は半端じゃない。人当たりがよく、競馬関係者の“ウケ”も抜群に良かった。本当に“愛されキャラ”だっただけに、残念でなりません」(競馬関係者) ◆F2層を大事にする『ZIP!』も降板せず 『ZIP!』を放送する日本テレビの関係者はこう肩を落とした。 「『ZIP!』は出演者にドライで、視聴者ウケが良くないと判断すれば、重要なポジションを担っているタレントであっても交代させることで有名。F2層(35歳~49歳の女性)の視聴者を非常に大事にしており、2度も不倫報道を報じられた斉藤さんは間違いなく降板させられると思ったのですが……残った。“所属事務所の圧力”などではなく、単純に番組スタッフが斉藤さんの続投を望んでいたからです。体調不良を理由に9月25日に番組を降板すると発表があった時も、司会の水卜麻美アナ(37)が『斉藤さん。水曜日、毎週楽しかったです。本当にありがとうございました』とオンエア中に別れを惜しんだほど。それだけに、“裏切られた”という気持ちはスタッフの間では大きい」 『相席食堂』(朝日放送)で、斉藤の不倫疑惑を受けて行われた“禊ロケ”は『千鳥』の二人を爆笑させ、ロケのワンシーンを切り取った写真が番組セットに飾られた。だが――これも間もなく撤去されることだろう。 不倫騒動から守ってくれたスタッフ、共演者、芸人仲間たちの好意を、斉藤は踏みにじってしまった。
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