80代の母がわがまますぎて「スマホを使わない」と宣言しています。ガラケーの「サービス終了」はいつですか?
スマートフォン(以下スマホ)が普及し、ガラケーの利用者を見かけることも少なくなってきました。一部のキャリアではガラケーの提供(3Gサービス)を終了しており、ほかの会社でもサービス終了のお知らせを発表しています。 「スマホを使わない」とこだわりを持っていても、そのうち携帯電話が使えなくなるかもしれません。 そのようなことにならないために、今回はガラケーのサービスが終了する時期について調べました。さらに、スマホに乗り換えた場合の費用についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ガラケーのモバイル回線「3G」は終了予定がせまっている
ガラケーを利用するためのモバイル回線は、一般的に「3G回線」と呼ばれています。現在は、より通信速度の速い「4G回線」「5G回線」といったモバイル回線の普及が広がり、それにともなって3G回線は近々終了する予定とのことです。 大手キャリアによる3G回線のサービスが終了になると、3G回線にのみ対応しているガラケーなどは使えません。では実際に、いつまで3G回線が使えるのかを見てみましょう。 ソフトバンクグループ株式会社では、2024年4月15日に3Gのサービスは終了したようです。サービスの終了にともない、3G専用の料金プランや4G・5Gに対応していない機種が、2024年4月16日以降利用できなくなっています。 株式会社NTTドコモでも、3G回線の使用が2026年3月31日までとなっています。3G回線のサービスである「FOMA」や「iモード」は、2026年4月1日以降利用できません。さらに、4Gに対応した機種でもVoLTE非対応の機種では、音声通話が利用できなくなるようです。 ソフトバンク、ドコモともに、継続してサービスを利用するには、4Gや5Gに対応した料金プランや機種などに変更する必要がありますので、サービス終了前までに手続きを済ませましょう。なお、KDDI株式会社ではすでに3Gの携帯電話などは使えないようです。